M.Mさんは、数名規模の開発体制から数百名規模の大規模プロジェクトまで、多様な環境においてプロジェクトを統括してきた上流工程に強いプロジェクトマネージャーです。
大手総合電機メーカーでは携帯電話やITSなど多様な領域の開発を牽引し、起業を経て、モビリティ領域におけるソフトウェア開発企業ではグループ長として、開発・運用両部門の統括、人材育成、DX推進、新規事業立案など、経営に直結するマネジメント業務を歴任してきました。
2年のブランクを経て、再びPMOとして現場に復帰されるにあたり、coachee agent proをご利用いただきました。
本記事では、AIが進化する時代においても変わらず求められる“人間らしさ”を大切にする、coacheeの転職支援の在り方を、リアルな声から紐解いていきます。
ブランクを抱える不安からのスタート
> 前職を退職された理由を教えてください。
プロジェクトマネージャーとしての自身の在り方を一度見直したいという思いがありました。
お客様のニーズが急速に多様化・高度化し、不確実性の高い環境下では、従前の手法だけでは対応が困難になっていると強く感じておりました。
単なるプロジェクト成功にとどまらず、変化に適応可能なマネジメント力――
いわば“次世代のPM像”を追求したいという思いから、一度キャリアをリセットし、より柔軟かつ本質的なプロジェクトマネジメントを追求するため退職しました。
> 転職活動を始める際、不安だったことや気になっていたことはありましたか?
退職後、両親の介護など家庭の事情が重なり、約2年間のブランクが生じてしまいました。
転職活動を開始するにあたり、企業側が私をどのように評価するかが最大の懸念でした。そもそも再雇用していただける企業があるのか、自身の市場価値はどの程度なのか判断がつかない状況でした。
しかし、これまで培ってきたプロジェクトマネジメントの経験とスキルは、社会に役立てるのではないかという思いがありました。
面接が進むほど、深く入り込む転職支援の価値が見えてきた
> 転職エージェントの支援の中で、特に役立ったと感じたことはありますか?
エージェントにはRA型、CA型など多様なスタイルがありますが、複数の強みを組み合わせて活用することが大事だと考えています。
特に、案件数を豊富に保有するエージェントは、当初「そもそも就職先があるのか」という不安を抱える私にとって大きな安心材料となりました。
一般的に書類通過率は20〜30%、さらに内定まで辿り着くのはごく一部と言われる中で、絶対数の多さは精神的支えとして非常に有効でした。
しかしそれに加え、coacheeのように特定企業に深く入り込むエージェントは、通常では得られない特別案件や面接確約権を有し、企業側との調整力にも長けておられます。
面接が進む段階では、求人紹介だけでなく交渉や条件擦り合わせが重要になるため、この“深さ”が非常に有難く感じられました。
「PM2.0」を実現できる場所として、Intloopを選んだ
> 複数の内定をお持ちだったとのことですが、最終的にIntloopを選んだ理由は何でしたか?
私はPM・PMO領域において、より数多くのプロジェクトを成功に導きたいという思いがありました。
そのためには、専門性の高いノウハウを幅広く吸収し、汎用性あるスキルとして昇華させる必要があると考えておりました。
その中で、IntloopはまさにPMやPMOに特化した専門の会社です。
しかも今回、独立されて一つの会社としてさらに進んでいくタイミングということもあり、私の目指している方向性と非常にフィットしていると感じました。
他社からも内定を頂戴しましたが、将来像との整合性という観点で最も適合したのがIntloopでした。
“PM2.0”を自ら提案し、創っていくキャリアへ
> 今後のキャリアに対して、どのような展望や目標をお持ちですか?
プロジェクトマネジメントの領域は現在、大きな変革期を迎えていると認識しております。従来の「高品質なアウトプット」「納期厳守」といった管理中心のマネジメントだけでは不十分であり、第7版PMBOKにもある通り、顧客ニーズの深耕や組織改善など“価値そのもの”に注力するマネジメントが求められています。
加えてAIの登場により、PM/PMO業務の遂行方法自体も刷新を余儀なくされています。こうした変化を踏まえ、これまでの経験を活かしつつ、従来型を超える“PM2.0”を自分なりに構築し、提案していきたいという思いがあります。
人間らしさを感じる支援に感謝
> coacheeのエージェントを利用していかがでしたか。
単にビジネス上の関係など、目的が一致しているから協力し合うというだけではなく、そのうえで人と人とのつながり、人間らしさ、人間味といったものを本当に強く感じるエージェント会社であり、担当の高橋さんの人柄だったと感じています。
転職活動をしていると、当然すべてがうまくいくわけではなく、苦い経験や悩むこともたくさん出てきます。そういった中で、精神的な支えのような存在があるというのは、求職者にとって本当にありがたいことだと思います。
私自身、これまでにも何度か転職活動を経験してきましたが、今回が一番、その支えの存在を強く感じた転職だったと思います。まさにcoacheeさんだったからこそ、そう感じられたのではないかと思っています。
サービスを利用し合う関係性の中には、時に事務的・機械的な対応をされるケースもあると聞いたことがあります。でも、そうではなくて、人と人とのつながりをきちんと踏まえて接してくださる。そういう姿勢を根底に据えてビジネスをされている会社なんだな、と強く実感しました。
今回の転職活動が終わったからといって「ありがとうございました」で関係が終わるのではなく、今後また何かの機会にお世話になることもあると思いますし、こちらから何かご提案をさせていただくこともあるかもしれません。
そういった長い人間関係を築けたという意味で、転職活動という枠を超えて、非常に価値のある時間を過ごせたと感じています。本当にありがとうございました。
この令和の時代に、こういう会社があるんだなというのは、私にとっても新鮮な驚きでした。
AIのようなものがどんどん出てくる中で、やはり人間らしさって、そこに残っていくものだと思うんです。むしろ、そういった“人間らしさ”の価値はこれからますます高まっていくのではないでしょうか。
私が言うのもおこがましいかもしれませんが、ぜひその強みを大切にしていただきたいなと思っています。
ハイレベル人材の採用をご検討中の企業様へ
coachee agent proでは、即戦力として活躍できるハイレベルなIT/DX・エグゼグティブ人材のご紹介を行っております。
今回のように、表面的な経歴やスキルだけでなく、「変化に対応する力」や「組織にフィットする姿勢」までを見極めたご提案が可能です。
採用にお悩みの方は、ぜひ一度、coachee agent proまでお問い合わせください。
転職を検討されているPM・PMO人材の方へ
ブランクや環境の変化に不安を感じている方も、coachee agent proでは“これまでの経験”と“これからの可能性”を丁寧に引き出し、あなたらしいキャリア選択をサポートします。
ただ求人を紹介するのではなく、企業との対話や価値観のすり合わせを通じて、納得のいく転職を一緒に目指します。
まずはお気軽にご相談ください。