「採用イベントってどのような効果があるの?」
「どのような採用イベントが自社に合っているかわからない」
「限られた予算と人員で効果的な採用イベントを実施するには?」
このような疑問を抱えていませんか?採用イベントは、採用の候補者を多く集めたり、自社にマッチした人材を採用したりするために必要な取り組みです。
本記事では以下の内容を詳しく解説します。
- 新卒・中途向け採用イベントの種類と特徴
- 大規模・中小規模イベントのメリット・デメリット
- 採用イベント情報と成功事例
- 企画立案から実施までの5ステップ など
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採用イベントとは
採用イベントは、企業が求職者と直接会話し、自社の魅力や企業文化を効果的にアピールする場です。
通常の面接とは異なり、イベント形式で行われるため、企業の特色や強みを具体的に伝えられます。参加者は実際の職場の雰囲気を肌で感じられるため、お互いの理解が深まりやすいでしょう。
求職者の本音や人間性を知る貴重な場でもあり、近年ではさまざまな形式で実施する企業が増加傾向にあります。
本項では、採用イベントの目的やメリットについて解説します。
採用イベントの目的
採用イベントの目的は、参加した求職者の中から自社に合う人材を見極め、選考へとスムーズにつなげることです。
企業はイベントを通じて、自社の雰囲気や働き方、魅力を直接伝えることができ、求職者の理解度や関心を高められます。その結果、入社後の「イメージと違った」というミスマッチを防ぎ、定着率の向上にもつながります。
採用イベントのメリット
採用イベントには、大きく分けて「自社の魅力を深く伝えられる」「応募者の志向や人柄を見極めやすい」「競合との差別化ができる」という3つのメリットがあります。
例えば、会社の将来ビジョンや求める人物像を直接伝えることで、企業の考えに共感してくれる応募者を惹きつけやすくなります。面接だけでは見えにくい応募者のコミュニケーション力や柔軟性なども、イベント中のやりとりを通じて把握できます。
また、採用イベントを継続的に行うことで「採用に力を入れている会社」という印象を与えられ、ブランディング強化にもつながるでしょう。他社との差別化にもなり、結果としてより優秀な人材を確保しやすくなります。
【新卒】採用イベントの種類8選
ここでは、新卒向け採用イベントの種類と特徴を紹介します。
- 総合型合同企業説明会
- 業界特化型説明会
- 学内企業説明会
- インターンシップ
- 就活セミナー
- 座談会
- オープンオフィス・職場見学会
- Web説明会・オンラインイベント
自社の採用ニーズに合ったイベントを選びましょう。
1.総合型合同企業説明会
「リクナビ」や「マイナビ」などが主催する総合型の合同企業説明会は、あらゆる業界・職種を対象とした大規模イベントです。数日間にわたり数百社が出展することもあり、学生との接点を一気に広げる機会となります。
一度に多くの学生にアプローチできるのがメリットで、業界の枠を越えて広く認知を獲得できるのが特徴です。また、他社と比較される環境だからこそ、企業の個性や魅力を伝える工夫が差別化のカギとなります。
特に認知度の低い企業は、ブースの色使いや動的な映像の活用、印象に残るキャッチコピーなど、五感に訴えるブース設計を行うことで学生の興味を引きやすくなります。
2.業界特化型説明会
業界特化型の合同企業説明会は、特定分野に特化した採用イベントです。
IT業界や化学業界、飲食業界など、特定の業界や職種に絞って開催されるため、その分野に高い関心を持つ学生にピンポイントでアピールできます。企業側にとっては、エンジニア職の志望者を増やしたいなど、特定職種の母集団形成(選考を受ける候補者を集めること)に効果的です。
参加学生の志望度が高いため、通常の説明会よりも深い交流が実現しやすく、専門的な質問も多く出る傾向にあります。専門知識を持った現場社員を同席させると、学生の満足度も高まり、志望度の向上につながるでしょう。
3.学内企業説明会
学内企業説明会は、大学や専門学校などの教育機関が主催するクローズド型の採用イベントです。企業は抽選によって参加が決まることもありますが、日頃から大学との関係を築いておくことで、個別に招待を受けるケースも少なくありません。
魅力は、自社が求める学部・学科の学生に対してピンポイントでアプローチできる点です。特に、合同説明会と比べて参加企業が限定されるため、学生と深く対話しやすく、企業の理解促進や志望度の向上にもつながります。
参加費が無料の学校もありますが、有料の場合もあるため、費用対効果を見極めたうえで、ターゲットが多く在籍する大学を優先すると良いでしょう。
また、学内イベントへの参加機会を広げるためには、普段からの学校訪問やキャリアセンターとの関係構築が欠かせません。以下の記事では、高校・大学への訪問活動について、メリットや進め方を詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
【高校・大学】学校訪問による採用活動とは?メリットや流れ、タイミングを解説
4.インターンシップ
インターンシップは、実習や研修プログラムを通じて学生に実際の職場体験を提供する採用イベントです。
採用に直結するインターンシップの場合は「実施期間5日以上」「期間中の半分以上を職場での就業体験に充てる」といった条件が設けられています。自社の状況やリソースに合わせてプログラム内容や期間を調整することが重要です。
インターンシップは学生の能力や適性を直接評価できるだけでなく、学生側も企業文化や業務内容を体験的に理解できるため、ミスマッチ防止に効果的です。最近では1日や数日の短期プログラムも増えており、企業の採用戦略に合わせて柔軟に設計されています。
以下の記事で採用直結型インターンシップについて解説しているので、参考にしてみてください。
【2025年卒解禁】採用直結型インターンシップとは?企業のメリットや設計方法を解説
参考:令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります|厚生労働省
5.就活セミナー
就活セミナーは、就職活動に役立つノウハウや業界研究、自己分析、面接対策などを学生に提供する採用イベントです。
企業が単独で開催するパターンと、外部サービスや大学が主催して複数企業が参加するパターンがあります。企業側はセミナーを通じて自社の魅力や業界全体の動向を伝えられ、学生の興味関心を高められます。
学生の参加意欲を高めるには、現場社員による実体験の共有や、質疑応答の時間を十分に設けることが効果的です。セミナー後に個別面談や少人数の座談会へ案内することで、深い接点を作れます。就活の初期段階にある学生との接点を作りやすい点も、就活セミナーの利点です。
6.座談会
座談会は、学生と現場社員が少人数で自由に意見を交わせる、対話型の採用イベントです。一般的には、学生5~10名と若手~中堅社員数名がグループを組み、リラックスした雰囲気の中で交流します。
説明会や面接とは異なり、学生は社員のリアルな声を直接聞けるため、働くイメージを具体化しやすく、志望度の向上につながります。特に、福利厚生や職場の人間関係、日々の業務など、人事担当者には聞きづらい質問も、現場社員になら気軽に聞けるでしょう。
7.オープンオフィス・職場見学会
オープンオフィスや職場見学会は、学生が実際に企業を訪れ、職場の雰囲気や社員の働き方を肌で感じられる採用イベントです。リアルな職場環境や企業文化を直接体感してもらうことで、入社後のイメージギャップを防ぐ効果が期待できます。
例えば、オフィスのレイアウトや社員同士のやり取りを見るだけでも、働く雰囲気や社風への理解は深まります。社員との座談会やグループワークなどを組み合わせれば、学生の主体的な参加を促し、志望度の向上につながるでしょう。
プログラム例としては、会社概要の説明を皮切りに、オフィスツアー、現場社員との交流会、ミニワークショップなどを段階的に組み込むのが効果的です。
8.Web説明会・オンラインイベント
Web説明会やオンラインイベントは、インターネットを活用して実施する採用イベントの総称です。
地理的な制約がなく全国の学生にアプローチできるうえ、会場費や交通費などのコスト削減にもつながります。参加のハードルが低いため、多様な学生との接点を持ちやすい点もメリットです。
ライブ配信型とオンデマンド型があり、チャット機能や質疑応答コーナーを設けることで双方向のコミュニケーションも実現可能です。
オンライン座談会やグループディスカッション、バーチャルオフィスツアーなど、対面に近い体験を提供する工夫も増えています。コロナ禍以降急速に普及し、現在では採用活動の標準的な手法として定着してきました。特に母集団形成の手段として、活用する企業が増えています。
【中途向け】採用イベントの種類4選
中途採用では、新卒採用とは異なるアプローチで、即戦力となる人材にアピールすることが重要です。本項では、中途採用に効果的な4つの採用イベント形式を解説します。
- 転職フェア・合同企業説明会
- 業界特化型企業説明会
- ミートアップ・社員交流会
- スカウトイベント
自社の採用ニーズに合ったイベントを選択すると、優秀な中途人材に出会える確率が高まるでしょう。
1.転職フェア・合同企業説明会
転職フェア・合同企業説明会は、複数の企業が集結し、求職者と直接会話できる大型イベントです。業界や職種を限定せず広範囲の人材に接触できるため、応募者層の拡大に極めて役立ちます。
リクナビNEXTやマイナビが主催する転職イベントなどが代表的で、来場する人の大半は20代から30代の即戦力となる社会人です。名前が広く知られているイベントほど多数の転職希望者と面談できる一方、企業間の競争も激化するため、自社の魅力を短時間で適切に伝える工夫が必須です。
特に中小企業は、大手に比べてネームバリューで劣るぶん、求職者が「働くイメージ」を持てる情報を伝える必要があります。例えば、業務の裁量範囲やキャリアパス、入社後の成長スピードなどを明確に伝えると、求職者に響きやすくなります。
2.業界特化型企業説明会
ITや医療、建築など、特定の業界・職種に特化した説明会は、専門性の高い人材に効率よくアプローチできるイベントです。
参加者の多くがすでに業界への関心や基本的な知識を持っているため、一般的な企業説明だけでは不十分です。IT系企業であれば、実際の開発プロジェクトの内容や使用する技術、エンジニアの働き方など、専門的な情報や働く環境を提供することで、応募者の関心をより深く引きつけられます。
説得力を持たせるために、現場社員による具体的な体験談や事例の紹介も効果的です。
3.ミートアップ・社員交流会
ミートアップや社員交流会は、求職者と現場社員がリラックスした雰囲気の中で直接コミュニケーションを取れる採用イベントです。説明会のような一方通行の情報提供ではなく、双方向の対話を通じて、企業文化や働く人の人柄をリアルに伝えられます。
求職者にとっては、社員の声を通して職場の雰囲気を具体的にイメージできる貴重な機会であり「この会社で働く自分」を想像しやすくなるでしょう。
比較的小規模な開催でも成果が出やすいため、コストを抑えてピンポイントに求職者と接点を持ちたい中小企業にも適しています。
4.スカウトイベント
スカウトイベントは、企業が事前に経歴書や実績を調査したうえで、特定の求職者に直接声をかける形式です。
採用担当者が直接候補者にアプローチするリクルーティング活動の一環として活用され、自社が求める条件に適した人材に出会える可能性が高まります。従来の転職イベントとは異なり、ある程度選別された求職者との面談となるため、採用活動の効率化が図れます。
スカウト方式は特に高度な専門性が求められる職種や、管理職層の採用に効果を発揮します。あらかじめ候補者の情報を把握することで、その人に合わせたキャリア提案ができるのも強みです。
【開催規模別】採用イベントの特徴
本項では、採用イベントの特徴を紹介します。
- 大規模イベント
- 中・小規模イベント
各規模の特性を把握して、自社の採用ニーズに合ったイベント参加を検討しましょう。
大規模イベント
大規模イベントでは、100社〜500社ほどの企業が一堂に会し、来場者数は数千人から1万人以上に達することもあります。主に「リクナビ」や「マイナビ」など大手媒体が主催し、あらゆる業界・職種の学生や転職希望者が参加します。
メリットは、短時間で多くの求職者と接点を持てる点です。限られた時間でも印象に残るよう、企業紹介に加えてその場で簡単な質問受付をしたり、社員との対話機会を設けたりして、接触機会を増やす工夫が効果的です。
ただし、競合企業も多く出展しているため、他社との差別化が不可欠です。また、来場者は複数社を効率よく回ることを目的にしているため、一人ひとりとじっくり話す時間が取りづらいというデメリットもあります。
中・小規模イベント
中・小規模イベントでは、参加企業は10〜50社、来場者は数十人〜数百人規模と比較的コンパクトな設計です。業界や職種、地域ごとにテーマを絞って開催されることが多く、参加者の志望動機や関心度が高い傾向があります。
また、企業ごとの説明時間を多く確保しやすく、求職者と深いコミュニケーションを取れるのが特徴です。少人数ならではの落ち着いた雰囲気の中で、自社の強みや文化を丁寧に伝えられるため、ミスマッチの防止にもつながります。
さらに、大規模イベントに比べて出展コストを抑えやすく、費用対効果の面でもメリットがあります。
【2025年最新】採用イベント一覧表!
本項では、新卒・中途の採用イベントを紹介します。
【新卒向け採用イベント一覧表】
イベント名 | 概要 | 強み |
マイナビイベント | ・株式会社マイナビが主催する全国各地で開催される大・中規模型イベント ・対面・Web両対応し、地方や属性・業界特化型など多数の種類がある | ・インターン期間で約13,000人来場するほど、集客力が高い ・採用課題やターゲットに合わせて柔軟に出展イベントを選択可能 |
就職博 | ・株式会社学情主催する就職イベント ・東京・名古屋・大阪・京都・滋賀・福岡の6大都市で開催 ・年間20万人以上参加 | ・業界を問わず幅広い学生と出会える ・第二新卒や若手社会人も参加し、多様な人材と接点を持てる |
デアイバ(DEiBA) | ・上位校所属で就職意欲が高い学生向けスカウト型イベント ・1日完結型で約80~100名(オンラインは50~60名)参加 | ・優秀な学生に直接アプローチ可能 ・独自マッチングロジックで高評価学生と優先的に面談できる |
【中途向け採用イベント一覧表】
イベント名 | 概要 | 強み |
マイナビ転職フェア | ・全国76ヵ所以上で年間150回以上開催される業界最大級の合同企業説明会 ・対面で企業の魅力を直接伝えられる | ・多数の求職者と1日で出会える ・イベントコンシェルジュやスカウトメール機能でマッチングと選考スピードを大幅短縮 |
Re就活 転職博 | ・20代・30代の若手社会人対象 ・年間約20,000名参加 ・オンライン・オフライン両対応 | ・転職サイトで採用が難しい20代後半のキャリア層とも出会える ・若手人材採用や幹部候補育成を目指す企業に最適 |
女の転職type転職イベント | ・女性特化型の転職フェア・1日平均1,500名来場、85%が20代~30代・積極的なキャリア志向の女性が多い | ・若手女性人材の採用に効果的 ・来場者の半数が3ヵ月以内に転職希望 ・平均60名面談可 |
各イベントは「ターゲット層の明確化」や「マッチング精度の向上」に注力しているため、企業側は自社の採用課題や人材ニーズに合わせて最適なイベントを選択しやすくなっています。
特定の属性(例:若手・女性・上位校など)に特化したイベントも多く、効果的な母集団形成が可能です。
【5ステップ】採用イベントの企画立案から実施までの流れ
本項では、採用イベントを効果的に実施するための5つのステップを紹介します。
- 採用ターゲットを明確にする
- イベント形式と内容を決める
- 集客戦略を立てる
- 採用イベントを実施する
- イベント後のフォローアップを行う
順に実施すると、効率的かつ効果的な採用イベントの運営が可能になります。
1.採用ターゲットを明確にする
採用イベントを成功させるには、まず「どのような人材を採用したいのか」を具体的に描き出すことが重要です。
新卒採用では、学年・学部・志向性などの属性を整理し、中途採用では経験職種・スキル・志向などを明らかにしましょう。自社にフィットする人物像を社内で共有することで、その後のイベント企画や訴求内容がぶれにくくなります。
明確にしておくと、イベントの形式選定や広報戦略にも一貫性が出て、効果的な母集団形成につながります。
2.イベント形式と内容を決める
対象層と目標が明確になったら「【新卒】採用イベントの種類8選」「【中途】採用イベントの種類8選」で紹介した最適なイベント形式と内容を決定します。
例えば、知名度向上が目的なら合同企業説明会、じっくり自社を知ってもらいたいならインターンシップ、幅広く全国の学生にリーチしたいならオンライン形式が有効です。
また、内容も工夫が必要です。企業説明だけでなく、先輩社員との座談会やグループワーク、オフィス見学など、双方向での交流が生まれる構成が効果的です。
3.集客戦略を立てる
採用イベントを成功に導くには、ターゲット層にしっかり届く集客戦略が欠かせません。広報チャネルや訴求メッセージは、事前に設定した人物像や目的に基づいて設計する必要があります。
SNS広告や採用サイト、就職支援サービス、大学のキャリアセンターなど、媒体ごとの特性を活かして多角的にアプローチしましょう。例えば、理系学生には学科別メディア、既卒層には転職エージェントとの連携が効果的です。
イベント告知文には「参加メリット」や「得られる情報」を明記し、求職者にとっての価値を明確に伝えるとエントリー率が高まります。
4.採用イベントを実施する
イベント当日は、事前に作成したタイムスケジュールや進行台本に沿って、円滑に進行することが大切です。基本的なプログラム構成としては「開会の挨拶 → 会社説明 → グループワークや社員座談会 → 個別相談 → アンケート・クロージング」といった流れがおすすめです。
参加者の印象に残るイベントにするためには、単なる情報提供にとどまらず、体験型のコンテンツを取り入れる工夫が効果的です。たとえば、実際の業務を模したミニワークショップ、社員と1対1で話せる時間、オフィス内を案内するツアーなどを通じて、リアルな職場の雰囲気を感じてもらえるでしょう。
5.イベント後のフォローアップを行う
採用イベントの効果を高めるには、終了後のフォローアップも必要です。参加者には速やかにお礼メールを送り、選考への参加を促す案内を行いましょう。特に興味を示していた参加者には個別に連絡し、企業との関係性を深めていくことが重要です。
また、イベントの内容を振り返ったレポート記事を作成・公開することで、参加できなかった求職者への情報提供や、企業ブランディングにもつながります。記事には「いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように行ったか」といった基本情報に加え、参加者数や満足度などの具体的な数値も記載すると説得力が増します。
ユニーク・面白い採用イベント事例2選
本項では、ユニーク・面白い採用イベントを紹介します。
- 株式会社メルカリ
- 株式会社ソルトワークス
これらの事例から、自社の採用イベントを企画する際のヒントを得られるでしょう。
1.株式会社メルカリ|テーマを設定した少人数のミートアップを開催
メルカリでは、毎月3回程度、特定のテーマにフォーカスした少人数制のミートアップイベントを開催しています。職種や関心領域ごとに絞ったテーマを設けることで、企業と求職者の双方向のコミュニケーションが生まれやすくなっているのが特徴です。
イベントは、職場ツアー・セミナー・座談会など多様な形式で構成されており、リアルな職場の雰囲気や社員の価値観を体感できる設計になっています。
特徴は、半年〜1年というスパンで求職者との関係を育てていく長期的なブランディング設計です。これにより「企業のファン」となった参加者が入社するケースも増加しており、小規模ながら高い採用効果を上げています。
参考:700人以上が参加した、メルカリの「ミートアップ」運営術!自社のファンを増やす狙いとは|SELECK
2.株式会社ソルトワークス|募集する職種の業務の流れや工夫ポイントを説明
Webサービスを展開する株式会社ソルトワークスでは、デザイナー職に特化した中途採用イベント「SALTALK LIVE(ソルトークライブ)」を開催しました。
イベントの前半では「ソルトワークス理解編」として、事業ビジョンや求めるクリエイター像について説明します。後半は現役デザイナーが登壇し「仕事理解編」として実際の業務プロセスや日々の工夫、課題点などをリアルに紹介します。コンセプトをどのようにデザインへ落とし込むか、サービスの魅力をどのように表現するかといった視点で興味を引く作りです。
職種に特化した採用イベントは、専門性の高い人材への訴求力が高く、入社後のミスマッチ防止にもつながるため、企業・求職者双方にとって満足度の高い施策です。
参考:採用イベント【SALTALK LIVE】を開催しました!|Wantedly
採用イベントに取り組みたいならcoachee人事シェアがおすすめ
採用イベントは、企業と求職者が直接対話できる貴重な機会です。合同企業説明会やインターンシップ、座談会などさまざまな形式があり、自社の魅力を効果的に伝えられます。特に採用難易度が高まる現在、イベントを通じた採用活動はますます重要になっています。
採用イベントの実施には、企画から運営、フォローアップまで専門的なノウハウが必要です。
そこで採用イベントの成功に向けて戦略立案から実施までトータルでサポートが必要な場合は「coachee人事シェア」の利用がおすすめです。
難易度の高い採用を成功に導いた実績が豊富なプロの人事が、採用イベントの企画から実施まで幅広くサポートしてくれます。期間や稼働時間、稼働金額は自由に設定いただけるため、現在の事業の状況に合わせた提案もできます。
初期費用0円で利用できるため、まずは資料をダウンロードして詳細を確認してみてください。